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1階南側作成中の写真。金色の襖はすべて開閉自由です。中央部の部屋には畳が敷かれており、畳1枚1枚が区別できるまで精巧に作られています。当初床板のベニヤ板の反りが大きく、水平にするのにカッターで筋を入れたり水を含ましたりして修正を加えましたが思うようにいかず、ある程度のゆがみには目をつぶって柱を立てていきました。ただ最終工程で梁をはめ込んでいくと、あまり気にならないようになりました。
各パーツは安価なベニヤ板を使っているようで小さいパーツは気にならないのですが、大きなパーツになると反りが出てきて組み立てに支障をきたします。何か良い方法はないのでしょうか?
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左の画像は信長御座の間のクローズアップ画像。襖にはシールで襖絵を表現し畳も入っています。
右は製作中の外壁部で屋根には垂木が1本1本並んでいます。
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塗装前のパーツ群の画像。割り箸に両面テープを張り各パーツを並べて下地塗りをしてサンドペーパーをかけてから左は白、右は黒をスプレーで塗装します。製作の中で一番手間と時間がかかる作業です。パーツが小さく数も多いので完成までには相当数のスプレーが必要な気がします。
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7月24日現在の1Fの様子。北側の外壁は屋根材を残して完成。1F北側の作成に入り進捗率は約70%。
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8月8日27号1階北側の製作中の様子。今回は畳の製作がありかなり手間取っています。以前の1F南側でも難儀しました。画像は各部屋に厚紙の型を入れているところ。畳1枚1枚の筋が入っており精密さが判っていただけると思います。これから畳の素材を型紙に沿って切り抜き、調整をし畳の境目にカットした極細のシールを貼っていきます。
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左から畳素材が9つの部屋に合うか確認。畳縁にシールを貼ったものをセットして作業終了。疲れました。次号の28号も到着し梁も入れました。
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ひっついた垂木をカッターで切り離しヤスリでバリを取った画像と割り箸の上に下地塗りをしてサンドペーパーをかけた垂木を一本一本両面テープの上に立て仕上げの黒塗装を施した画像2点。非常に根気の要る作業です。
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左の画像は垂木を付ける前の画像。塗装があるとボンドが付きにくいのでヤスリで塗装をはがしています。右の画像は1F北側の白壁の穴にはめ込む窓。全部で15個要りますが1個作るのにパーツが10個もあり忍耐力を養うのに持って来いです。下に敷いているのは映画「火天の城」のパンフで先週号の中に入っていました。さすが映画会社も抜かりはないですね。近々観に行く予定です。
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1Fの屋根に垂木をはめ込んだ様子で先を揃えるのに定規をあてがって調整します。9月12日現在で1Fの進捗率は約90%で32号まで完了しました。安土城は望楼型の城で1Fは左右非対称の不等辺八角形といういびつな形をしています。ただ上層階に行くにしたがって対象形になってきます。とにかく6ヶ月かかってようやく1階の城の形が現れてきました。
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9月27日(日)やっと1階が完成しました。上の画像はZ順に東西南北4方向から見た側面のようす。すべて木のパーツのため組み上がってみると、いたるところにひずみが見られます。一番気になるのは床板の反りです。特に北側の面積の大きい板の反りは数箇所あり、上から押すとガタガタする始末で西側の画像にもあるように真ん中接合部の外壁の高さがずれています。横から見ると不細工なので何とかしたいのですが、現在これといった修正方法がなく困っています。まあ、これから上の階が乗ってくるので重みで伸びるかもしれませんが・・・。また外壁の壁板にも所々に隙間が出来ていますが、これは何かで埋めてしまえば気にならなくなるでしょう。
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2F南側の製作に入りました。柱を立て障壁画のシールを貼った襖を組み入れていきます。右の画像の太い柱は城中央部の心柱です。
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3連休の10月10、11日の両日いかりスーパー甲子園店で昆布の試食販売を行った後と、10月12日(月)ゴルフに行った後の時間で37号までの製作を完了、仕事・スポーツ・趣味に充実した3連休でした。金色に塗装した襖に障壁画のシールをカッターで切り取り貼っていく作業は、正直言って肩が懲りました。2回分製作が滞っていましたがこの3連休で何とか追いつきました。これから年末にかけて仕事が忙しくなってくるので、これ以上溜めないようにと考えています。2階の製作も1階と同じようなものが多いのでここが踏ん張りどころです。左の画像の右の部屋が信長御座の間で左が仙人の間だそうです。障壁画も絵がはっきりと解かるくらい精密に印刷されています。
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10月18日(日)映画『火天の城』を観に行きました。西田敏行さんと大竹しのぶさんの演技が素晴らしく、何度か涙が出そうになりました。周りの人も結構涙を流していたような気がします。話は安土城築城のドラマで人間模様と安土城の壮大さが上手く描写されています。歴史に興味のある方は一度観てみる価値のある作品だと思います。
映画を観た後、また安土城跡を訪れてみたくなり有志を集めて翌週25日(日)に8年ぶりに行ってきましたが、歴史ブームが手伝ってか500円の入山料を取られました。聞くと4年前から徴収しているようです。現在の安土城跡の様子をまとめましたので興味のある方は是非ご覧ください。
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久方ぶりの更新です。年明けから溜まっていた分を順番に組み立てていきました。2階の面積は1階とほとんど変わらずよく似た作業が多いので、かなりの忍耐力が要ります。左の画像は48号完成時点のもので2階北側の面積の狭い部分を乗せた状態です。2階部分は1階より壁の高さが高くなっています。
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2月5日名古屋出張の時に初めて訪れた金の鯱で有名な尾張名古屋城の勇姿2点。青空に映える様は素晴らしいの一言。
名古屋城は戦災で焼失したようで内部はエレベーターつきの博物館のようでした。
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名古屋城では現在焼失した本丸御殿の復元が進んでおり、左の画像が現場の様子です。完成までは8年かかるそうで完成した暁には再び訪れたいと思います。
右は天守閣内部に飾られた名古屋城の模型です。内部の構造も見れて現在製作中の安土城の完成した姿が目に浮かぶようでした。
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翌日目が覚めると昨日の青空がうそのように一面銀世界でした。左の画像はホテルから見た名古屋市街の様子。6日は名古屋から伊勢まで移動し新名神で夕方帰る予定でしたが、雪が止まず高速道路が渋滞していたので名阪国道を選択しました。この選択が不幸の始まりで渋滞の中吹雪に変わり、積雪のため本線から離脱を余儀なくされ車中で雪解けまで待つ結果となりました。
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54号終了時の様子。2階の大部分が完成し出窓もつきました。2階完成まではあと6回ぐらいかかりますが、3階からは面積が狭くなり作業にも変化が出てきますのでここが頑張りどころです。名古屋城の模型も見てきたので完成時の様子を想像しながら取り組んでいくつもりです。
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2階下部の塗装はややこしいため今まで残していましたが、58号から3階の製作に移り細かい作業が増えてきましたので今のうちにやっておこうと3月の3連休にトライしました。1階と違って白壁の部分を黒塗装するため、塗料が溶ける可能性がありスプレーを使えとガイドに書いてありました。このスプレー塗装が曲者で、床板と白壁の間に微妙に隙間があり(床板の反りによる)スプレーが内部に侵入する危険性が大きくパテ埋めを強いられました。上の画像が新聞紙を巻いた塗装前のもので、下側がスプレー塗装直後の様子です
。最近は2,3号溜める癖がついてきたので、製作を始めると夜遅くまでかかることが多くなりました。やはり、物事は計画通りにやることが大切なのだとつくづく思いました。
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2階完成時点の画像2点。内部と外壁は完成していますが、屋根が乗る垂木などはこれからだと思います。3階からは面積も極端に小さくなり、破風など変化に富んだ複雑な造りになりますので楽しみです。
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3階南側61号組立て前の作業風景。壁(白く塗装したもの)柱、窓(黒く塗装したパーツ)障壁画のシールを貼った襖を準備し、これからボンドを使って組立てに入ります。ここからは比較的楽なのですが、組立てに入るまでの様々な準備に苦労します。
平成22年3月28日(日)PM10:00
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61号完成時南側内部の全体像と3階南側の詳細画像。さすが、織田信長が居住していた城だけあって上層階に行くにつれて障壁画もきらびやかになってきました。各襖にはすべて障壁画を貼っています。付属のマガジンによると城主で天主に居住していたのは安土城の織田信長だけだそうです。
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66号完成時の西側から見た全体像です。5月のゴールデンウイークで仕上げました。前回からの進捗は3階南側が完成し、3階北側の柱を立てているところです。2階南側の垂木を取り付け補強材を乗せ1階と同様屋根材を待つばかりになっています。
少しずつですが城らしくなってきましたので、下に4方向からの詳細画像をみて現物を想像してみてください。
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左は南西水平方向から見た様子。右側は南西上方から1,2階の垂木を見たところ。整然と並んだ垂木は現物を見ると、とても綺麗です。
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左は南西上から見た様子で各部屋の梁の様子がよくわかります。右は南東側からの様子で城の入口は東面の南端石垣に作ります。安土城は見る角度によって形が大きく変わるので完成しても飽きることのない城だと思います。
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久しぶりの更新です。8月14日~17日の盆休みで81号まで完成させました。ここまで来ると当初の特典やサービスは一切なく、新作の勧誘の折込がたまに入るだけです。販売元としてはここまで継続している者はもうやめないと高をくくっているのでしょう。私もそれにはまった一人です。今回は4階南側の完成までをお知らせします。4階になると面積も狭くなり楽になると思っていましたが、屋根の構造が複雑になり結構手間取りました。しかし今回は安土城の特徴でもある大入母屋破風の製作があり下の画像のように城としての風格が出てきたように思います。中央部に朱色の柱と模様付きの壁が見えますが、これが安土城を象徴する中心部の華麗な八角形階の一部です。右下の画像は反対側(北側)から見た様子で、次回からは4階北側の面積の広い部分の製作に入ります。これが終わると石垣か地階部の製作になると思います。
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4階まで完成した様子。安土城で一番複雑な屋根構造が3、4階です。不等辺八角形のいびつな形が3、4階の4つの入母屋破風の複雑な組み合わせで4階から上は正方形に調整されています。組立作業も垂木の多さから困難を極め遅れ遅れになっていましたが、何とか11月末で完成しました。ただ、安物の木のパーツのため上に行けば行くほど、いたるところにひずみが出現し南北の高さの違いなど調整を余儀なくされています。出版社もそれは見越しているようで修正方法を丁寧に解説してくれているので何とかなりそうです。
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92号からは地階の製作に入ります。地階は組み立てだけで塗装の作業がありませんので非常に楽になりました。当時の城は石垣内部の地階から出入りしていたようで、上層階以外は外からの光も少なく内部は薄暗くて居住するには適していなかったように思います。右は石垣の内部に入る地下1Fの完成写真です。
96号完成時 平成22年12月5日
次号からはいよいよ1F屋根の製作に入ります。
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12月は年末商戦で仕事の方が忙しく城製作の方まで手が回らず、96号からしばらくほったらかしの状態が続きました。年明けも習慣とは恐ろしいもので何か製作する意欲がなくなり、約2ヶ月近く手付かずの状態が続きました。さすがにここまで来るとリタイアは無いにしても、毎週自宅に届く読本および製作パーツの入った分厚い箱が溜まってくると余計に再開するのが嫌になってきました。10号溜まった時には5箱ほど封も開けていない状態で、加えて石垣の入った大きなダンボール箱も未開封でしたので『狭いから早く片付けて』と家内から小言を言われる始末。さすがに私も重い腰をあげざるを得ませんでした。
3月の中旬には110号(完結号)が自宅に届いた時点で『もうこれ以上溜まることはない』と思うと少し気が楽になりました。ガイド通りに作っていくとすでに屋根張りが進んでいるのですが、型紙を作り型に合わせてゴム素材の屋根を一枚一枚カッターでカットしていく作業がとてもややこしそうなのでそれは後回しにして、とりあえず組み立てをすべて終わらせようと決め作業に取り掛かりました。下に4月中旬時点での様子を画像でお知らせしますが、石垣の細かい塗装や城本体の調整等はこれから詰めていきます。とにかく突貫作業で進め何とか110号までの大まかな組み立ては完了しています。後はゴールデンウイークにゆっくりと時間をかけて精度を上げてゆくつもりです。
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